5月9日午後7時20分頃に東京都品川区中延の東急大井町線荏原町駅で、女子中学生2人が溝の口発大井町行き急行電車にはねられる事故が起こりました。
2人は全身を強く打ち、まもなく死亡が確認されたとのことです。
いったいこの女子中学生2人に何が起こったのか?
事故の経緯をたどりつつ、現在わかっている情報からこの東京品川区東急大井町線荏原町駅の人身事故が起こった原因や理由を考察してみました。
品川区東急大井町線荏原町駅の人身事故は自殺か?
電車の運転手によるとこの女子中学生2人が線路に飛び込む様子を目撃しているとのことです。
さらに現場には遺書らしき手書きのメモが残されおり、警視庁荏原署は自殺の可能性が高いものとして現在詳しい現場の状況を調べている状態です。
このことから事件性は考えられないので、自殺とみて間違いなさそうですね。
この事故の影響によって、東急大井町線は一部区間で約2時間にわたり運転を見合わせたとのことです。
女子中学生2人が手をつなぎ飛び込んで自殺した原因や理由はなに?
目撃した人によると2人は手をつないで電車に飛び込んだという情報が入っております。
なぜ2人で飛び込むことになったのか?
現在までの情報では確かなことがわかりませんが、心理学の専門家によるコメントにそのヒントがあるように思えます。
こちらはその新潟青陵大学大学院教授の碓井真史さんのコメントです。
子どもの自殺の特徴は、衝動性・確実な手段・小さな動機・影響されやすさと言われています。
これまでの二人の子どもが同時に自殺したケースでは、一人の悩みに友人が同情して一緒に自殺したケースがあります。これも、子どもの影響されやすさの表れです。
子どもの自殺は、統計上の人数は少ないものの、大人から見れば解決可能な小さな出来事が動機になることも多く、私たちに大きな衝撃を与えます。
つまりまだ精神的に未熟な状態の中学生だったので、片方の友人の悩みなどに強く影響され、同情してしまい一緒に飛び込んでしまったという可能性が高いということですね。
そうなると2人のうち1人は、自殺するほどの悩みがないのにも関わらず、友人に合わせて共に自殺の道を選んでしまったということになります。
もしこの仮説が合っていたのなら、なんという悲劇なのでしょうか。
また教授は下記のような注意喚起を促しております。
大きな自殺報道のあとは、自殺の連鎖の危険性が高まります。同じ年齢や、同じ地域、同じ悩みを持っている人が要注意です。
子どもの悩みに共感しながら、親や先生が絶対に守ると伝え、子どもに孤独感を与えないことが、自殺予防につながります。周囲の大人が、不安定な子どもに一言声をかけることが、子どもの命を救うことにもなるのです。
こういったことは連鎖してしまいやすいので、幼いお子様を持つ親御さんたちは要注意して、お子様に声をかけてあげるなどしてあげることが大事だということですね。
品川区東急大井町線荏原町駅人身事故の中学生はどこの中学校で名前は?
この女子中学生2人が通っていた中学校はどこなのでしょうか?
現在のところ中学校については報じられておりませんが品川区内の中学校だと予想されます。
一部では品川区立荏原第五中学校という情報もございますが、まだハッキリとはしておりません。
女子中学生の2人はどんな生徒だった?
この事故で亡くなった女子中学生2人はどんな生徒だったのでしょうか?
亡くなった女子中学生のうちの1人の母親の話しによると、2人は演劇部に所属していたようです。
2人は将来同じ高校に通おうと話していたほど仲が良かったそうです。
女子中学生は大型連休のゴールデンウィークも家族で過ごしていたようで、事故前日には一家でボウリングをして楽しんでいたとのことです。
事故当日も朝食を食べて登校しており、普段と変わった様子はなかったそうです。
このことから少なくとも1人に関しては、いつもとは違う感じはなかったようですね。
何か少しでも異変を示すようなシグナルがあったのなら、親御さんも何か事前に対処ができていかもしれないと思うとやるせない気持ちになります。
まとめ
品川区の路線で2人の女子中学生が飛び込み自殺をするというなんとも痛ましい今回の事故。
なぜ女子中学生の2人は一緒に自殺をしてしまったのでしょうか?
自殺をする前に何か周りでしてやれることはなかったのか。
原因究明とともに、この事故に触発された次の事故が起こらないように我々大人は周りに注意して、事故を防ぐ行動に努めていかなければなりません。
なぜ中学2年生が手をつないで飛び込み自殺を・・・
遺書に書かれた衝撃の事実・・・