22年前にハワイで起こった未だに謎が多い未解決事件。
藤田小女姫(ふじたこととめ)殺害事件について犯人の考察や、秘密ノートの真相についてみてきましょう!
藤田小女姫(こととめ)殺害事件の内容や経緯
1994年2月23日午後5時頃。
とあるハワイホノルルの高層マンションの一室で火災が発生し、クローゼットの中から当時人気の占い師・藤田小女姫(本名・藤田東亜子、当時56歳)の焼死体が発見されました。
小女姫の頭部には銃弾の跡があり、警察は拳銃で殺害後に証拠滅失のために放火したのではないかと捜査を開始。
実はこの直前に不可解な電話がホノルルのセントラルパシフィック銀行にあったそうです。
内容は「今すぐ2万ドル融資して欲しい」というもの。
しかも緊急性を要するとの内容だったそうです。
その電話の最中に背後に物騒な音が聞こえて小女姫のうめき声とともに電話が切れました。
さらに、小女姫の息子・吾郎(当時20歳)もマンションから数キロ離れたワイキキにあるホテル駐車場で同じ手口(射殺後に車を放火)で殺害された。
捜査の中で浮上したのが、吾郎のスキューバダイビング仲間だった福迫雷太(ふくさこらいた、当時28歳)。
福迫のマンションを家宅捜査すると、犯行に使われたのと同じ弾丸が発見された。
さらにソファの血痕が吾郎のものとDNA鑑定で一致。
ホノルルのホテルエレベーターで遺体らしい物を運んでいる姿が防犯カメラにも写っていた。
警察は小女姫親子の殺害の犯人が福迫であると断定。
福迫は神奈川県警に出頭し、遺体をエレベーターで運んだことは認めたものの殺人はやっていないと主張。
藤田小女姫(こととめ)殺害事件の犯人考察!秘密ノートの真相は?
福迫が遺体を運んでいたことは認めているので、事件に関与していることは間違いないでしょう。
誰に脅されて殺人事件に関与したのか。
真相をすべて語れないのはどんな理由があるのか。
なにか弱みを握られていて真相を言えないのか、単純に脅されていて語ることができないか謎が多いです。
藤田こととめは金融業者に「借りた1億5千万円を紛失した」との不自然な連絡もしています。
藤田小女姫殺害事件の2ヵ月後には新宿の金融業者の社長も射殺。
小女姫を取り巻く人間関係で、何か秘密事項があって、それらが世にでることがマズイ人がいるのはないかとも言われています。
小女姫は政財界の大物と交流も深く、何かしら政治からみもあるのではないかとの見方もあります。
一説によると、岸信介、福田赳夫、松下幸之助、小佐野賢治などの大物も顧客だったとか・・・
特にその中でも、生前記録していたという政財界のエピソードが書かれたノートがいまだに発見されていないのです。
そのノートに絶対に知られてはいけないことが書かれていたのではないでしょうか。
もしかすると、もう焼かれてしまってこの世にノートは存在していないのかもしれません。
あと、北挑戦の関与説もあります。
福迫雷太が金融会社で働いていた時に、藤田小女姫が北朝鮮のニセ札つくりに関与していたのではないかと。
福迫雷太はその件で藤田親子と接点をもつようになり、何らかのトラブルで北朝鮮の工作員に殺害されたということです。
犯人は藤田ではない可能性は高いとされていますが、もしそうだとすると真犯人はどんな人物なのでしょう。
政治に精通する裏組織メンバーが動いたのか。
北朝鮮の工作員と何かしらトラブルがあったのか。
まとめ
真相は闇の中ですが、私も状況証拠や情報を見ている限りでは福迫は遺体を運んだだけのような気もしています。
だからといって許されるわけでは、もちろんありません。
ただ、もっと大きな組織なりが裏で動いている可能性が高いかなと。
秘密のノートに一体何が書かれていたのでしょうか。