青森で、夫殺害事件が起こりました。夫婦2人暮らしで争った形跡もないとのことです。
一体なぜ夫を殺害したのでしょうか。
今回逮捕されたのは保育士寺沢良子容疑者(57)。
実兄に「夫を殺した」と電話し、実兄が同日午後8時半ごろ十和田署に通報しました。
動機や殺害理由について考察していきます。
逮捕されたのは十和田市東二十三番町の保育士・寺沢良子容疑者(57)。寺沢容疑者は8日午前1時半ごろ、自宅1階の寝室で夫・繁美さん(63)の首を電気コードで絞めて殺害した疑いが持たれている。 https://t.co/12zhso6X4C #Yahooニュース
— Naoya Sano (@109Yoroshiku) May 9, 2016
夫(繁美さん)は病気を患っていた
寺沢容疑者の勤務する保育園によりますと、どうやら日頃から夫の病気について悩んでいたようで、同僚にそのことを言っていたようです。
一体どのような病気だったのでしょう。
非常に気になります。
夫は無職ということですので、働けない程の病気であることは間違いないです。
夫の年齢(63歳)からして、退職してからの病気発症も考えられます。
やりがいや生きがいを失ってしまい「うつ病」の可能性もあります。
もしくは、「がん」「心疾患(急性心筋梗塞)」「脳血管疾患(脳卒中)」の三大疾患や、生活習慣病(「糖尿病」「高血圧性疾患」「肝硬変」「慢性腎不全」)も考えられます。
重美さんの病気につきましては、まだわかっておりませんので、分かり次第、記載させていただきます。
義母の介護もあった
夫・繁美さん(63)の母親は介護状態だったようです。
夫婦で二人暮らしということで、同居でなかったことは伺えます。
しかし、夫は病気を患っており、しかもその病気で介護がとてもできない状況であることも推察されます。
義母の介護も寺沢容疑者が一手に引き受けていたのかもしれません。
保育士という仕事をしながら、夫の病気の世話に義母の介護・・・。
想像するだけでも大変な生活です。
周りのサポートはなかったのでしょうか。
殺害は電気コード
殺害に使ったものは「電気コード」です。夫が寝ている間に電気コードで首を絞めたということで、殺害を認めている状況です。
夫を静かに殺したい(死なせてあげたい?)という思いもあったのでしょうか。
寝ている間を狙うというところが、いたたまれません。
寺沢容疑者の性格
保育園でもベテラン保育士ということで、周囲の信頼も厚かったようです。
自宅近所の人の話によると、温厚な人ということで、殺害しているということに驚きが隠せないようです。
そして夫の病気についても、いつも悩んでいたとのこと。
勤務先の保育園の理事長は「(心の)悩みに気づいてあげられなかったことが非常に残念。」と話しておられました。
まとめ
* 5月8日午前1時半ごろ、自宅寝室で、夫の首を電気コードで絞め、殺害した疑い。
* 殺害動機や理由については、現在取り調べ中。
* 夫の死体は、司法解剖されている
* 夫の病気や義母の介護に苦しんでいた事実がある(殺害動機につながる可能性大)
* 性格は温厚。夫婦間トラブルもなさそうという状況。
もし、夫の病気や義母の介護が理由で殺害に至ったということであれば、周囲のサポートもなく一人孤立していたということになります。
このような問題は、自分から行政等に働きかけないとなかなか見えない問題です。
周りはもっと気づいてあげられなかったのか。
本当の動機位は何なのか?
まだ暗中模索状態ですが、詳細については、随時お伝えしていきます。