ロックバンド「たま」を覚えていますか?
たまのメンバーであったランニングシャツの石川浩司がアイドルデビューするというニュースで盛り上がっています!
なんと石川浩司は54歳。
たまと言えば、1989年にイカ天からデビュー。
そのインパクトはすごかったです。
社会現象にまでなった「さよなら人類」。
レコード大賞も獲得しました!
久しぶりに聴きたくなった方もいると思いますので、動画を置いておきますね。
昔を思い出してくださいね。
たまの中でも特に目立っていたのが、ランニングシャツの石川浩司でした。
石川はたま解散後もインストバンド「パスカルズ」や、2人組ユニット「ホルモン鉄道」で活躍していました。
そして今回はビックリの10代の女性アイドル2人と組んでアイドルグループ「えんがわ」を結成!
注目を集めています。
「えんがわ」についても注目したいのですが、今日はたまの独特の世界観には絶対に欠かすことのできないボーカル知久寿焼を取り上げます。
知久寿焼は石川ほど、目立つような活動をしていないのですが、しっかりと地に足をつけて音楽活動を続けています。
知久寿焼websiteというホームページもしっかりあって、コツコツとライブ活動を頑張っています。
ホームページで確認するとわかりますが、かなり頻繁にライブをおこなっています。
すぐに予約が満席になることもあるみたいで、固定客をしっかりつかんでいるようです。
知久寿焼の歌やライブ動画
セシウムと少女 知久寿焼&原マスミ in ザムザ阿佐谷
まず、なにも言わず聞いて見てください!
どうでしょうか。
この独特の世界観。
これは、たま時代とまったく変わっていないですね。
まったりとかわいらしさと不思議さを兼ね備えた楽曲を提供できる歌手はそうそういないと思います。
嬉しいのは、昔のたまの雰囲気をずっと大事にされて活動を続けてきているということです。
たまに歌手の人やお笑い芸人で、自分らしくないパフォーマンスで売れてしまってそのあとしんどくなってしまう方々もいます。
たまはそういったグループではなかったということですね。
特に知久寿焼は自分の大事な世界を守り続けています。
せっかくなのでもう一本、知久寿焼の歌を聴いてみてください!
電車かもしれない ~川口ストリートジャズフェスティバル2013~
楽しそうですね。
歌詞をよく聴いても、何を伝えたいのかよくわからないですね 笑
ファンにとっては、そのわからない歌詞だからこそ、自分なりに解釈して楽しめるでしょう。
知久寿焼の音楽をきくとぶれない信念を感じずにはいられません。
知久寿焼は過去にこんなコメントを残しています。
当時『週刊明星』のインタヴューにおいて、ヴォーカルの知久寿焼は、 「百人のうち三人がボクたちの音楽が本当に好きで、あとの九十七人が“そんなに言うならちょっと聴いてみよう”ってレコードを買ってるってことです、たぶん。もし、百人が百人たまをいいと思ったら、気持ち悪すぎます」と、極めて的確な状況認識をしている。
こういった考え方はすごく好きですね。
万人に認めてもらうのではなく、100人のうち3人だけに響くものを提供できればいい。
たった3人かもしれないけど、その3人の人生の中で自分の存在が何かしら役に立てることを頑張り続けることが大事ということですね。
まとめ
たまの石川浩司がアイドル活動をするというのは、石川浩司にとってはおそらく色々なことにチャレンジすることが自分らしいことなんだろうと思いますね。
一方、知久寿焼は自分の世界観を崩さずに、目だったことはしないけどコツコツと地道な活動を続けることを大切にしています。
石川浩司も知久寿焼も、自分らしさを活かしてこれからもファンに音楽を通じて元気を与えていかれることでしょう!