USJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)の人気アトラクションBTTF(バック・トゥ・ザ・フューチャー)が2016年5月31日をもって終了することが決まりました。
2001年の開業時から活躍したこのバック・トゥ・ザ・フューチャーは、これまで約6000万にもの人々が楽しんできた大人気アトラクションです。
世界中のでもこのバック・トゥ・ザ・フューチャーを楽しめるのは日本のみだけに、世界中から終了を惜しむ声があがっております。
まだまだ人気のアトラクションなのに、なぜ終了してしまうのか?
また次の後釜アトラクションはどうなるのか?
今回はこれらを考察、予想してみました。
バック・トゥ・ザ・フューチャーとは?
バック・トゥ・ザ・フューチャーがどんなアトラクションだったのかおさらいです。
- ココが見どころ
- あなたが乗り込むデロリアン号は、床から浮いて発進し、100万以上に及ぶリアルな動きと繊細な映像効果で、ヒル・ヴァレーから氷河期まで、超リアルな時間旅行を体験できます。
- 【BEHIND THE SCENES アトラクションになったユニバーサル映画作品 1985アメリカ】
- ストーリー
- ロック好きのマーティは、ブラウン博士の造ったタイムマシンで30年前にタイムスリップしてしまう。そこで自分の母親に恋をされ、彼女が父親と結ばれなければ自分は存在しないということにあせるマーティ。2人の仲を取り持ちながら、現代に戻る方法を探すべく過去の博士を訪ねる。さて、彼は無事に現代に戻れるのか!
- ここがアトラクションに!
- 歴史が変えられてしまうことを防ぐため、ゲストは、ドク・ブラウンが映画の中で開発した8人乗りタイムマシン「デロリアン」でタイムトラベルへ。迫力ある音響やパワフルな油圧技術でまるで生きているような恐竜にも出会えます。さらに、滝のように降り注ぐ熱い溶岩など、映画の中に飛びこんだと感じる体験があなたを待っています。
USJの公式ホームページより引用
私も何度もこのアトラクションには楽しませてもらいました。
ワクワクしながら並んで、8人乗りのデロリアンでタイムスリップして、大スクリーンでスピード感あふれる走りで本当に飛んでいるような感覚で過去や未来を飛び回って楽しできました。
毎年のように10年以上もこのアトラクションにはお世話になったので非常に寂しい思いですね。
時代の流れなのでしょうがないということもありますが、まだまだ人気があってお客さんも多かったように見えていたので、なんとか続けてほしかったのが正直なところです。
バック・トゥ・ザ・フューチャーはなぜ終了するの?
なぜまだまだ人気のアトラクションであるバック・トゥ・ザ・フューチャーは終了してしまうのでしょうか?
USJの公式ホームページによると、
ユニバーサル・スタジオ・ジャパン®は、開業以来、たいへん多くのゲストの皆様にご愛顧いただいたアトラクション「バック・トゥ・ザ・フューチャー®・ザ・ライド」を2016年5月31日(火)をもってクローズし、世界最高をお届けし続けるため、次なる進化にむけて準備をスタートします。
とファンに向けて発信しております。
つまりUSJは新しい環境を目指していくという方針のようですね。
たしかに近年のUSJは、投資を惜しまない新しい挑戦への連続で現在の入場者数を確保してきたということは間違いありません。
その一環として今回はこのバック・トゥ・ザ・フューチャーへ目が向けられて終了、次のアトラクションへ移行という形になったのでしょう。
また、未来への舞台が2015年ということもあり、時代錯誤による不自然な面が出てきてしまっているということも理由の一つなのかもしれません。
定番アトラクションとしてはある程度の人気は持続できるが、それ以の集客というとになると難しくなってくるので思い切って次のアトラクションを新設しようという意図なのだと思います。
バック・トゥ・ザ・フューチャー次のアトラクションはどうなる?
バック・トゥ・ザ・フューチャー終了に伴って、次のアトラクションは何になるのでしょうか?
今のところ、正式には発表されておりませんが、「ミニオン」のアトラクションになるのではないかという声が多いようですね。
お土産などのグッズも販売されているほどミニオンの人気は確かなものがりありますので、可能性は高いと思われます。
他には、
・リベンジ・オブ・マミー・ザ・ライド
・ザ・シンプソンズ・ライド
・メン・イン・ブラック・エイリアン・アタック
・ディスピカブル・ミー・ミニオン・メイハム
・トランスフォーマー・ザ・ライド
などが各方面で予想されているようです。
どのアトラクションになってもかなり期待できますね!
それにしても開園当初はユニバーサル社の映画を元にしたアトラクションを中心に構成されていたのに、どんどんその雰囲気がなくなっていっている気がします。
一部では、ユニバーサル映画のアトラクションが少なくなっていくで「どんどんユニバーサルスタジオらしさがなくなってただの遊園地になってく……」「新設すべきものと残すべきものを履き違えてんじゃないの!?」との批判的な意見もあるようです。
らしさを残すか、新しさを目指すか。
どちらにも良さがあるので明確な答えはありませんが、多くの人が楽しめるバランスのとれた運営をこれからも期待したいですね。
デロリアンはどうなる?
バック・トゥ・ザ・フューチャー・ザ・ライドと言えばやはりデロリアンですよね。
デロリアンの実物大のレプリカがアトラクションに入る前の場所に設置されています。ファンの方なら一度は一緒に写真を撮ったことでしょう。
このデロリアンですが、どうやらアトラクション終了後はヤフオクでオークションにかけられるようです。
他にも次元移動装置のレプリカや研究所のサインプレート、デロリアンのデジタル時計などなども同時にオークションに出品されるとのことです。
これらがオークションに出品される理由としては、
マイケル・J・フォックスが自らの闘病経験から設立し、今も精力的に活動を続けるパーキンソン病の研究助成活動機関「The Michael J. Fox Foundation」に、すべての収益を寄付します。
主人公マーティを演じたマイケル・J・フォックスはパーキンソン病の活動機関を設立しており、このヤフオクでの収益を全額寄付するためということです。
是非バック・トゥ・ザ・フューチャーが大好きなファンの元にこれらの品々が届くといいですね。
まとめ
15年続いたUSJ人気アトラクションのバック・トゥ・ザ・フューチャー終了の発表。
現在のところこの発表にに悲しむ声が多いのは確かですが、そんな気持ちを忘れさせてくれるような、新しいアトラクションに期待したいですね。
今後のUSJのさらなる進化をこれからも注目していきましょう。