子供たちそして大人にも人気の「くまの子ウーフ」で有名な井上洋介さんが84歳胃がんで亡くなられました。ご冥福をお祈り申し上げます。
【訃報】「くまの子ウーフ」絵本作家・井上洋介さん死去https://t.co/VX0YmRIlfb
漫画、油絵、イラストなどでも幅広く活動。3日、胃がんのため死去した。84歳だった。 pic.twitter.com/PAcLKzzagr
— ライブドアニュース (@livedoornews) February 4, 2016
くまの子ウーフの絵本を読んだことはありますか?
すごいシュールな内容もあり、大人が読んでも読みごたえある作品が多いですね。
生きる意味とか、自分って何ものなのかを考えたり、かなり哲学的な内容もあります。
最近は教科書に掲載されていないと思いますが、平成17年度には大阪書籍や学校図書に掲載されていましたね。
国語の教科書に取り上げられるほど、影響力のある絵本作家さんでした。
そんな井上洋介さんの絵本の世界を堪能できるイベントがあります!
井上洋介くまの子ウーフが福山美術館にやってくる!
開催場所は、広島にある刈谷市美術館です。
なんと初公開作品「ものうり草子」含む約300点が展示されます!
期間は2016年1月23日~3月21日の約2ヶ月間。時間は9:30~17:00。
料金
観覧料
一般 1000円
※高校生以下無料
住所
広島県福山市西町2-4-3
アクセス
【電車】JR福山駅から徒歩7分
【車】山陽自動車道福山東ICから約20分
駐車場
68台 最初の60分は150円/30分、以降100円/30分(8:00~22:00)、100円/60分(22:00~翌8:00)。
くまの子ウーフの内容一部紹介
「くまの子ウーフの童話集」より少し内容をみていきましょう!
ウーフは おしっこでできてるか?
ウーフは朝食を食べながら、卵を割ると必ずたまごが出てくることに気付く。父親との会話から、卵は黄身と白身から、スプーンはステンレスから、イスは木からできていることなどを知る。朝食を終えたウーフは外に遊びに出かける。途中めんどりに出会い、めんどりが毎日卵を産むことから、めんどりの中には卵が100個以上入っており、めんどりは卵で出来ていると思いつく。そのことを聞いためんどりは驚き、その拍子に卵を産み落とす。めんどりと別れたウーフはキツネのツネタに出会う。ウーフはツネタにめんどりは卵で出来ていると教えるが、逆にツネタに「ウーフは何で出来ているか」と質問される。ツネタはウーフが出すのは「おしっこ」だからウーフはおしっこでできているとからかい、卵を持っていってしまう。ツネタを追いかけたウーフは転んでしまい、涙をこぼし、足からは血が出てくる。ウーフは自分の体から出てくるものがおしっこだけでないことに気付く。ウーフは転がりながら家に帰り、母親に自分が何で出来ているか伝える。「ぼくでできてるの。ウーフは、ウーフでできてるんだよ。」
いかがでしたか?
ウーフは何でできているのか?
ということを考えてもらうために、おしっこを題材として使う井上さんの才能、ユーモアに脱帽ですね。
人が何からできているのか?
私は小さい頃にそのような疑問は1回も持たずに育ってしまいましたね 笑
でも、小さい頃に人って何からできているのか?
そういうことを考えると親への感謝の気持ちなど幼少期から気づくことができるのかもしれないですね。
地球って何からできているのか?
宇宙って何?
どんどんと視野も広がる可能性もありますよね。
まとめ
『くまの子ウーフ』の挿絵で知られる絵本作家井上洋介さんが胃がんのため2/3亡くなられました。ご冥福をお祈りいたします。ふくやま美術館では「井上洋介 絵本の世界 くまの子ウーフもやってくる」を開催中(3/21まで)。※前売券販売は終了 pic.twitter.com/Hy7SaJoffX
— 啓文社ポートプラザ店 (@keibunsha_pp) February 4, 2016
ファンの人にとってはたまらないイベントですね。
小さいお子さんがおられるご家庭も広島に旅行をかねていかれるのもいいですね。
おそらくグッズも販売していると思うので、貴重なグッズも手に入るかもしれません!
小さい頃に井上洋介さんの絵本にお世話になった人も、ぜひ行ってみてくださいね!