夏場所の大関稀勢の里は?
大相撲夏場所が近づき、先場所琴奨菊の綱とりに引き続いて、大関稀勢の里の綱取りは話題になっています。
大相撲:動きの良さ光る稀勢の里 綱取りへ気迫 稽古総見 https://t.co/egigVYa6cw
— 毎日新聞ニュース速報 (@mainichijpnews) April 29, 2016
先場所の琴奨菊の綱とりをつぶして、準優勝した稀勢の里は昔から日本人横綱への期待が大きいです。
これまで大事な一番での気の弱さや下位への取りこぼしが多いのも現実です。
夏場所を前に稀勢の里はどんな稽古をしているのかとその様子を調査しました。
稀勢の里を取り巻く噂なども解説しますので、夏場所の稀勢の里を応援するネタにご利用ください。
横綱昇進への条件から見ていきましょう!
稀勢の里が次の日本人横綱なるための条件は?
大相撲の横綱になるには大関の地位で二場所連続優勝またはそれに準ずる成績を上げることが要求されています。
その点大関稀勢の里の春場所の成績は13勝2敗の準優勝でしたので、夏場所に全勝優勝に近い成績を残す必要があります。
この成績に八角理事長は白鵬と日馬富士に敗れた点を指摘して、綱取り昇進への可能性を否定しています。
ただ白鵬を倒しての全勝優勝または同じく白鵬を倒しての14勝以上での優勝ならばと横綱への可能性も否定していません。
私もこうした成績であれば横綱にしてもよいと思います。
ほかの大関に比べて大関になってから平均10勝以上の成績を確実に残しています。
横綱候補と言われて、久しいのでぜひ優勝を果たしてほしいと私は思います。
それは全勝優勝であり、先場所の琴奨菊のようなふがいない成績で綱取りを逃すことのないことを願っています。
稀勢の里が白鵬に勝つための方法は?
大関稀勢の里が横綱になるには現在の大相撲の第一人者の横綱白鵬に勝つ必要があります。
稀勢の里と白鵬の対戦成績は現在13勝42敗と負け越しています。
しかし現役の力士で白鵬にもっとも勝っているのは稀勢の里というのに私は驚きました。
白鵬の63連勝と45連勝を止めたのは稀勢の里というのも偶然ではないように思います。
この春場所の相撲は簡単に負けていますが、初場所には白鵬を破っています。
これまで白鵬に勝った相撲を見ると、白鵬の鋭いかち上げをしのいで、食い止め、攻める相撲に転換できたときには勝っていたと私は見ています。
体格的には白鵬に負けていないうえに重い腰を活かせば勝機はあります。
厳しい稽古で前に落ちないスタミナと粘りをつければこれは可能と私は思います。
稀勢の里にスイッチを入れたのは琴奨菊
先場所の稀勢の里が横綱にもつながっていく準優勝の好成績を残したのは初場所の大関琴奨菊の10年ぶりの日本人力士の優勝だと私は思います。
カド番が何回もあり自分よりも格下と考えていた琴奨菊が体幹を鍛えるトレーニングなどで身体を作り直して優勝しました。
これに稀勢の里が発奮しなければ男ではないと非難もされていますね。
初場所後のけいこ場での稀勢の里の充実ぶりは、優勝に酔いしれ結婚式などのイベントに邁進していた琴奨菊とは大きく異なっていました。
立ち合いの変化での勝利に世間の批判はありましたが、頭を下げすぎている琴奨菊に勝つにはこれが最善です。
何としても勝ち続けたい稀勢の里の気持ちが現れており、今場所は琴奨菊も好調といわれているので、夏場所の対戦が私は楽しみです。
稀勢の里の性格は弱いのか
稽古総見の一コマ 募金する稀勢の里関 pic.twitter.com/DB0E79mOlY
— access (@access29) April 29, 2016
私はTV桟敷からしか稀勢の里を観戦していませんが、とても大切な相撲の時に負けてしまうので、性格は弱いのかと思っていました。
しかし稽古場の稀勢の里は頭から相手にぶつかるガチンコ相撲を取るまじめな性格のようです。
弱い性格であれば大関になれるほどの結果を残せないはずです。
大関でもカド番は一度だけですし、平均10勝以上の勝ち星を残している点からも強い気持ちを持っているはずです。
ここ一番で「弱気」の気配は誰にでも緊張した場面で現れる当然の行動だと考えるのが妥当だと思います。
白鵬に一番多く勝っており、何度も連勝を止めていることから考えて、弱い性格ではないかなと。
稀勢の里は期待されている
先場所の好成績を見るまでもなく、稀勢の里は日本人大関として10年ぶりに優勝した琴奨菊以上に期待されています。
琴奨菊の初優勝の前までは誰もが稀勢の里の「優勝」、「横綱」への第一人者と認めていました。
これは稀勢の里の成績と白鵬に勝つことのできる日本人力士だと感じていたからです。
Facebookにも「稀勢の里関を応援する会」があり、最近の横綱審議会の稽古総見での様子から「横綱級の存在感」と掲載されているのを確認しました。
また稀勢の里というしこ名は「「稀な勢いで駆け上がる」という意味を込めて師匠の「おしん横綱の隆の里」が提案し、本人が納得して決まったようです。
このように私も何回も裏切られた稀勢の里はおしん横綱の元師匠の期待に応えてほしいと願っています。
まとめ
先場所の琴奨菊が綱取りを逃し、次につながる成績も残せませんでした。
しかし夏場所の稀勢の里はこれまで次の日本人横綱期待されていた上に実績もあるので、琴奨菊のようなふがいない成績になることはないはずです。
今場所こそは少し力に限りの見える白鵬にも勝って綱取りかその願いをつないでほしいと私は願っています。
元の師匠のおしん横綱のようになるように皆さんで応援しましょう。
今場所は先場所ふがいない成績だった琴奨菊も弟弟子琴勇樹が関脇になったので発奮するはずです。
こうした期待の大きい夏場所を皆さんで楽しみましょう。
白鳳戦がポイントですね・・・