2016年はスポーツ界で数々の不祥事が生まれています。
プロ野球の闇カジノ問題やバドミントン界のオリンピック金メダル候補によるカジノ問題などが大きな所ですが、今回は、スノーボードでの薬物使用発覚です。
ソチオリンピックでの銀メダル獲得もあり、ウィンタースポーツの中でも新参なので、世界のスキー大国にも十分に張り合っていける競技です。
処分で平昌オリンピックはどうなるのでしょうか?
将来有望な競技での薬物使用発覚は、これからを担う未来の選手にとっても、イメージダウンや風評被害的なものを食らう可能性が大です。
大麻使用したのは誰なのか?
入手方法は?
他に疑いのあるのは誰なのか?
スノボ選手大麻(マリファナ)使用発覚は誰?
薬物使用をしたと言われているのが、昨年11月〜12月にアメリカのコロラド州での合宿中です。
その時に参加していたのは、日本スキー連盟の一覧によりますと、以下の5名です。
アメリカのコロラド州での合宿 男子参加者
角野 友基 (移籍中)19歳
稲村 奎汰 (ムラサキスポーツ)19歳
稲村 樹 (ムラサキスポーツ)
アメリカのコロラド州での合宿 女子参加者
広野 あさみ (T.J.R)
佐藤 夏生 (新潟スノーボードクラブ)
未成年の場合は実名報道はされない方針ですが、競技人口も少なくターゲットが絞られますので、報道されなくてもすぐにわかってしまいますね・・・。
スノボの大麻は角野友基、脇田朋基かな?時期的にもジャストだけど。違って欲しいけど誰か気になる。https://t.co/Osp2DFj2qZ
— 考え中 (@sugukirerupro) April 27, 2016
ツイッターによると、日本スキー連盟の参加者選手には掲載されていませんでしたが、W選手15歳も参加しているっぽいですね・・・・。
入手方法(ルート)は?他の使用者は誰?
日本では、大麻(マリファナ)は周知の通り違法です。
でも世界各国では、国としてまた週や地域として「合法」と認められているのです。
今回発覚したアメリカのコロラド州は、成人(21歳以上)の大麻使用は合法化されている地域です。
但し、2人は未成年です。
アメリカでは、ビール一つ買うにしても身分証明書が必ず提示を求められます。
ましてや他の州では禁止されている大麻(マリファナ)ですから、普通でも若く見られる日本人には、100%と言っていいほど、提示はあったでしょう。
私なりに考えられるのは2つ!
①合宿関係者(成人)が購入したものをこっそりともらい使用した!
②コロラド州に住んでいる関係者から入手
追記:選手1人は昨冬の米コロラド州での遠征中に参加した知人のパーティーで外国人から大麻を渡され、使用。もう1人の選手は、調査チームのヒアリングを2度拒否。
選手で言いますと、他の3人は成年です。
そして、稲村選手の兄・樹選手も一緒に参加しています。
こちらのルートから入手してもらい、2人が使用した?
あるいは一緒に使用していたことも?
まさか女子選手も使用なんてこともあり?
報道では、2人とありますので果たしてどうなのかというあくまでも推測なのですが・・・。
コーチやトレーナーも入手できるわけですから、参加者全員が怪しくなってきます。
身分証明書があり(この場合はパスポートが有力)、葉っぱマークのある看板に入ると誰でも買えます。
購入できる量に制限があり、コロラド州住民なら1オンス(約28グラム)、その他の住民なら1/4オンスまでと決まっています。
同じ日に別のお店でも買えます。
だからかなりの量を手に入れることは、住民ではなくても可能なんです!
でも、合法的に所持できる量は1/4オンスまでです。
身分証明書は年齢確認のみに使われ、誰がどのくらい買ったかは記録されないそうです。
結構ゆるいですよね・・・。
そんなに簡単に手に入る環境での合宿をするというのもちょっと考えようです。
処分で平昌オリンピックでの活躍は大丈夫?
今回の件に関しては、未成年ということで実名は伏せてとのことですが、上記の通り少し調べるとすぐに分かることです。
2018年には21歳になる2人。
強化選手にもノミネートされており、メダルの期待が大いにかかっているのではないでしょうか。
選手としても脂ののった時期とも考えられます。
今回の処分に関して、厳重となるのか注意程度になるのか見ものです。
まとめ
*大麻使用の2人は未成年者。
*アメリカのコロラド州では、大麻が合法化されており、簡単に手に入る。
*使用もしくは入手したのは同行者の可能性もあり!
このような事件が発覚してしまうと、そのスポーツとしての倫理観を今一度問われることになります。
公式のウィンタースポーツの中でも「チャラい」イメージがついているスノーボードです。
ますます窮地に立たされないよう祈るばかりです。
追記:全日本スキー連盟は27日、都内で臨時理事会を開き、2選手に対し、実質的な「除名」処分を下した。