GW九州新幹線全線開通だけど観光や旅行は大丈夫?沿線被害状況や復旧が早い理由は?
4/14に発生した熊本を中心とした地震の被害により、九州新幹線は全区間通行不可となりました。
復旧の見通しも立たず・・・。
それから復旧は一ヶ月以上かかる?とかも言われておりましたが、20日に新水俣—鹿児島間が復旧、23日に博多—熊本間が復旧しました。
現時点で、九州新幹線の7割が復旧している状態です。
そして、いよいよ熊本—新水俣間が、28日に開通と言われておりましたが、1日前倒しで27日夕方には、全線復旧とのことです。
どうして当初の予想より復旧が早かったのでしょうか。
開通と言っても観光や旅行は大丈夫?
被害状況なども気になります。
被害があったと予想されるところに旅行なんて不謹慎なと思われる方もいらっしゃるかと思います。
こちらでは少しでも地域経済の復興にも役立てると思い敢えて書かせていただきます。
九州新幹線は地域のライフライン!GW前に復旧できた理由
博多ー鹿児島間を結ぶ全長257kmの九州新幹線。
その間には11の駅があります。
約20kmに1個の駅がある換算になります。
新幹線の駅ってもっと離れているもんじゃないの?と素直な疑問です。
何せ新幹線と言えば、東海道新幹線を真っ先にイメージしてしまうからです!
九州新幹線は、通勤や通学にも大いに利用されています。
今回、地震の被害によりストップしてしまった際に一番困ったのは、沿線を利用している会社員や学生でした。
元々鉄道網がものすごく発達している地域ではなく、JRが主流です。
地域の立派なライフラインとして一躍を担っているのです。
では、復旧見込の見通しが立たないと言われたのに、わずか二週間で全線復旧できたのでしょうか?
*鉄道設備に致命的な破損はなかった。
*阪神大震災後の耐震基準に沿って造られた。
*JR九州の意地?GWの見込客を失いたくない!
*今年度、株式上場を目指している。信頼してもらえることが必要!
*地域のライフラインとしての要なのでいち早く復旧したい!
上記のことが考えられるのではないでしょうか。
まず、支柱や線路に約数100か所の損傷が見られたと報道されていましたが、致命的なものではなかったということです。
それは、阪神大震災後の耐震基準で設計されていることが功を奏しているとも言われています。
そして、23日時点でGWの始まる前の28日までに全線復旧させるとJR九州側より発表されました。
JR九州はグループとして今年度株式上場を目指しています。
その矢先で起こった今回の地震。
いち早く復旧させることは、一番の信頼を得ることであるとも考えられます。
来る大型連休のゴールデンウィーク、遠方からの旅行客やボランティア活動をする方々も見込まれます。
逆に被災した人たちにとって、県外や九州以外の地域に出る「足」ともなります。
沿線の被害状況は?
一番の被害があるのは、周知の通り、熊本駅を中心とした市内です。
観光スポットである熊本城は、現在閉鎖中です。
その他の沿線被害ですが、沿線一帯は温泉地も多いです。
そのあたりの被害状況は報告されていませんので、温泉旅行はまず大丈夫だと考えてよいかと。
但し、本数を通常の半分以下でまず再開するので、GW初日あたりの本数は少ないことが予想されます。
5月に入った時点では、通常に復旧している可能性は十分に高いです。
そのあたりの状況に関しましては、以下を参考になさってください。
→ JR九州運行情報
旅行を考えられている方の参考に以下の記事も是非お読みください!
→ 由布院温泉の被害状況や地震影響は?GWの九州旅行や観光は大丈夫?
→ 黒川温泉の被害状況や影響は?GWの九州旅行や観光は大丈夫?被災の方へ入浴無料情報あり
まとめ
*利用の際は、運行状況に注意しましょう
*ボランティア活動、旅行・観光にフル稼働できるJR九州の意地!
もうすぐGWということで、JR九州の底力を見せられたと感じます。
地域を担うライフラインとしても今や切り離せない九州新幹線です。
お出かけの際は、地元の方や安全に配慮しながら、行動しましょうね。