新潟焼山で噴火のニュースが報道されました。
まず、「焼山」は何と読むのか・・・
にいがたやけやまと読みますね。
場所は新潟県と長野県の境に位置して、標高2400mの活火山です。
新潟焼山wikipedia
- 標高:2,400 m
- 最新の噴火:1998年
新潟焼山は、新潟県西部の糸魚川市と妙高市にまたがる頸城山塊の標高2,400 mの活火山。1974年の噴火以降は、1998年まで入山禁止措置が執られていた。 気象庁が24時間体制で観測を行う全国47の常時観測火山の一つ。
新潟焼山は常時観測がされている、要注意の山であることは間違いありません。
5月に入ってから火山性地震の回数がやや増加しており注意が必要な状況です。
今後大きな爆発が起こることも視野に入れておかなければなりません。
すでに地元の自治体は山頂から半径1キロ以内には立ち入らないよう呼びかけています。
通常月に5回程度の火山性地震が、5月に入ってから約4倍の20回以上を記録。
5月4日からは地下の火山ガスなどの動きを示すとされる「低周波地震」も観測されているということです。
下記コメントにあるように、地震に伴う急激な変化は今のところはみられないということですが、本当に大丈夫なのか不安は残りますね。
また、ことし1月ごろから山が僅かに膨らむような地殻変動が観測されていますが、地震に伴う急激な変化は今のところみられないということです。
新潟焼山噴火と地震の関係性は?画像と動画
火山の地質学者のツイート内容を見ながらまとめておきたいと覆います。
まずは、新潟焼山噴火の動画ニュースから。
新潟焼山噴火 動画
新潟焼山噴火についてのツイート画像など
NHKニュースから角度の異なる画像を2枚キャプチャした。雪の上の灰色は影ではないことがわかる。火山灰だと思う。 pic.twitter.com/5F3XfJUaNm
— うさはかせ Prof.Lièvre (@usa_hakase) May 6, 2016
新潟焼山の噴火時期について。新潟県の新潟焼山火山監視システムの糸魚川市 火打1号ダム観測局画像で5月1日17時30分~2日4時50分の間に降灰域に対応する範囲の積雪が失われており、その間に噴火が発生した可能性が考えられます。 pic.twitter.com/uBxnfObvoV
— 塩井宏幸 (@HiroyukiShioi) May 6, 2016
気象庁 新焼カラサワ観測点の連続波形に5月2日3時42分、新潟焼山の火山性微動の可能性のある継続時間の長い波形が記録されていました。監視画像から推測した噴火時間帯に含まれ、噴火に伴う波形の可能性が考えられます。 pic.twitter.com/8q1MQCIJAL
— 塩井宏幸 (@HiroyukiShioi) May 6, 2016
【新潟焼山で火山性地震がやや増加 推移に注意を】
気象台は今後の火山活動の推移に注意するとともに、地元の自治体の指示に従い山頂から半径1キロ以内には立ち入らないよう呼びかけています。 https://t.co/UgtYHkTsfI pic.twitter.com/tBBt8eGLHt— NHK生活・防災 (@nhk_seikatsu) May 6, 2016
この地域の方はご注意くださいとのことです。
糸魚川市側で融雪泥流に脆弱なのはここ。早川の谷のなかはまあ全部あぶない。このあとの注意喚起はひできちの役目だろう。ひできちは融雪泥流ハザードマップの専門家だ。 pic.twitter.com/0AGG5aVMEf
— 早川由紀夫 (@HayakawaYukio) May 6, 2016
新潟焼山が火山灰を放出したことがわかって、いまもっとも脆弱なのはこの地域。この地域の住民は、24時間、新潟焼山に気を配る必要がある。 pic.twitter.com/ai5p0HGsTM
— 早川由紀夫 (@HayakawaYukio) May 6, 2016
新潟焼山のこの時期の噴火が嫌な予感がするともツイートされています。
新潟焼山の融雪泥流、5本くらいあるように見える。この時期の噴火、まずいなあ。レベル1で無防備だし。いやな感じ。 pic.twitter.com/bSr1a9NQGk
— 早川由紀夫 (@HayakawaYukio) May 6, 2016
火山噴火報道について
どの情報を信用するのかは非常に難しいところです。
このような自然災害について、NHKや民放各社の報道のされ方が批判されたりします。
報道できるようになるまでタイムラグが発生したり、気象庁の知識レベルの差があり、正しく伝わらない可能性があるとのこと。
確かに、難しい問題ですね。
こうしてツイッターなので良質な情報が流れている場合もあれば、ツイートやブログは素人の意見も入ってきます。
火山観測はいらない。噴火は予知できないのだから。火山が噴火したら、いつなにが起こったかを直ちに把握して広報する機関が必要だ。火山はいきなり大爆発しない。噴火が始まったら、大災害に至る兆候がないかを注意深く観察して適時に住民を避難させて被害を防ぐ。このやり方がよい。
— 早川由紀夫 (@HayakawaYukio) May 6, 2016
地質学者の早川由紀夫氏は、火山の噴火は予知はできない。
その代わり、噴火が起こった時に直ちに正しい情報を整理して報道する機関が必要である。
今の仕組みだとそれが不十分であると訴えられています。
火山はいきなり大爆発はしないので、噴火がはじまったタイミングでの初期行動が一番大事ということですね。
くれぐれも、住民の方はご注意されてください。
何か情報が入り次第、当ブログでも追記したいと思います。