母子手帳ならぬ祖父母手帳というものをさいたま市が発行されました。
すごい発想力ですね。
わたしは最初ニュースで「祖父母手帳」という言葉だけを知ったのですが、その時は祖父母としてどう振る舞っていくべきか、遺産の残し方か何かを書き記すものなのかなって思いました 笑
祖父母手帳とは、どんなものなんでしょうか。
また、さいたま市が発行したものなのですが、東京や大阪などその他地域ではいつどこでもらえるのでしょうか。
祖父母手帳って、何?
簡単にいうと、おじいちゃん、おばあちゃんが孫とどのように接していけばいいのか。
孫の育児を応援するための手帳ということですね。
確かに、お母さんになるときに「母子手帳」があって、孫ができたときに「祖父母孫手帳」なるものがあっても不思議ではないですね。
「祖父母手帳」という名称なんですが、個人的には「母と子の母子手帳」にちなんで「祖父母と孫の祖父母孫手帳」っていう名称が好きなんですけどね^^
「孫」という言葉がタイトルに入っていないのは残念です 笑
さいたま市の「祖父母手帳」なんですが、自分たちが子育てしたときと当然時代が変わっているわけですから、昔の育て方を押し付けないことや育児法の変化について知ってもらえる内容となっています。
昔はおむつを外す時期は、早めが良いとされていたのに対し、現代ではそんなに急がず発育に合わせながらのんびり進める方がよいとされています。
また、赤ちゃんの抱っこの方法は、昔は抱っこし過ぎると抱き癖がつくのであんまり抱かないほうがいいとされていましたが、現代では赤ちゃんが安心して育つためには抱くことはとても大切なことなので気にしなくていいということです。
その他、授乳のこと、虫歯予防のことまで、子育ての昔と今と題して、違いをわかりやすく書いてくれています。
昔の常識が今の非常識となると、親と祖父母ともめ事に発展しまいかねません。
祖父母手帳を読んでおけば、子(孫)育てのことで揉めなくて済みますよね。
東京や大阪その他地域はいつどこでもらうの?
祖父母手帳を配布しているのは、現時点ではさいたま、広島県、岐阜県、横浜市ですね。まだ東京、大阪では祖父母手帳は発行されていません。
さいたま市での配布窓口は以下のとおりです。
●各区役所情報公開コーナー
●各支所・市民の窓口
●生涯学習総合センター
●各公民館・図書館
●各区単独型子育て支援センター
東京や大阪や他の地域の方で早く入手したい方は、さいたま市のHPで無料で祖父母手帳をPDFデータで入手できます!
まとめ
時代の流れと共に、夫婦共働きで家庭も増えています。女性の社会進出のなかで、子育ての負担をどうするか。
おじいちゃん、おばあちゃんに子供を安心してあずけることができるのであれば、仕事を続けやすくなりますよね。
おじいちゃん、おばあちゃんにとっても、可愛い孫と楽しい時間を過ごせることになるのでいいことづくめです。
ただ、一方で孫育てに困惑するおじいちゃん、おばあちゃんも沢山いるそうで、孫育ての相談も増えているそうです。
この「祖父母手帳」を利用することで、ちょっとでも孫育てがスムーズにできるようになるといいですね。
さいたま市のキャッチコピーである、「笑顔をつなぐ孫育て」が全国にひろがっていくことを期待しています!