プランターで家庭菜園を始める際に、ミニトマトは簡単に育てられるので、何をどのように作れば良いのかを簡単に解説いたします。
どのようなミニトマトがあるのか、どの種類が良いのか見ていきましょう。
ミニトマトに関する育てる土や肥料の与え方なども解説しますね。
皆様の家庭菜園生活に必ず役立つことでしょう。
ミニトマトの種類
一般にスーパーなどで見るミニトマトの大半は親指大の赤いミニトマトが一般的ですが、大きく分けて、赤、黄色、オレンジの三色のものがあります。
形も球形のものと少し細長いものがあります。
また実のなり方がブドウのようになるタイプのものもあります。
ホームセンターで一般的にミニトマトまたはプチトマトとして売られている円形のものとアイコという細長いタイプのものが育てやすいので、これらがおすすめです。
種を植えて育てるのも容易ですので、ネットで調べて種から育てると、より一層楽しみは倍増いたします。
プランターで育てる土づくりは?
ミニトマトは排水性の高い用土で育てることがポイントです.
ホームセンターで売られている果樹・野菜用の培養土を使うのが一番無難です。
「家庭菜園のための培養土」をおすすめします。
野菜を育てるためには「チッソ」「リン酸」「カリ」の三大栄養が必要です。
市販の培養土はそれらの栄養素が適度な比率で混合されており、土も腐葉土が含まれているので、とてもふわふわした感じで、どのようなミニトマトも確実に育ちます。
ミニトマトの丈夫な苗の選び方?
苗はホームセンターで買うのが一番楽な方法です。
その中で苗の節の間隔が短く太い濃い緑色の葉つやつやとした元気のよいものを選びましょう。
価格は60円から100円程度です。
少し花の咲き始めているものが植え付け時期にも最適なので、そうした苗を選べばすぐに植えられます。
ナス科のミニトマトは連作障害が?
初めてミニトマトを作る場合に気にしなければならないのが、「連作障害」です。
本当に初めての野菜作りで、培養土などの新しい土で行う場合には問題となりません。
以前ジャガイモやナスそしてトマトなどを植えていた土地やプランターの場合には以前植えていた野菜からの青枯れ病などの病害が伝染する可能性があります。
こうした点を避けるためにはプランターの場合には土を全面的に入れ替えましょう。
以前ナス科の野菜を植えていた土地の場合は2,3年以上間隔を空けて植えましょう。
プランターの場合には何を育てていたのかをメモして置くことも次年度以降の栽培のための情報として大切です。
挿し木(刺し芽、刺し穂)の楽しみ方!
ミニトマトに限らずトマト類は簡単に挿し木(刺し芽または刺し穂という)が可能です。
この挿し木は苗の数を増やし、収穫の時期をずらすのにも便利で、気候が良ければ秋にもミニトマトの収穫が可能になります。
挿し木は脇芽や摘心した先端を用いて行います。
挿し木は切り口をよく切れるハサミで15cm-20cmの長さのものを作ります。
切り口に近い葉は取り除きます。
挿し木はすぐにしおれてしまうので、水や土に挿しましょう。
挿し木は水に挿して、1-2週間くらい発根するまで待つか、一時間程度水上げしたものを湿った土にさすか、直接土にさす方法があります。
どの方法でも成功しますが、私は湿った土にさすのが簡単なので、おすすめします。
ミニトマトの育て方のポイント
ミニトマトは中南米の山岳地帯が原産地と言われていますので、日当たりがよく、乾いた気候を好みます。
ミニトマトのプランターは風通しの良い場所で、水やりは少なめにして育てましょう。
水を与えすぎると、裂果という実が割れてしまう原因になります。
周りの温度が30度以上になると、実の月が悪くなりますので、真夏は少し日陰に置くのも良いと思います。
追肥は最初に実がついた時期に行い、その後は3週間に一回程度に行いましょう。
液体肥料で追肥する場合は水やりもかねて、一週間に一度が良いでしょう。
まとめ
ミニトマトの家庭菜園での育て方を、誰でもが実施できるように簡単に解説しました。
ミニトマトがたくさん採れて、食卓の上にいろいろな色と形がそろうのを願っています。
皆さんもプランターでのミニトマト栽培で、楽しい家庭菜園ライフを送り、豊かな食生活を楽しみましょう。