ミニトマトはサラダなどで野菜を食べる際の彩として欠かせないものです。
ホームセンターで簡単に手に入るミニトマトの種類は多く、誰でもが簡単に栽培を始められます。
しかし丈夫に育てて、おいしいミニトマトをたくさん採るのには苦労している方は多いのではないでしょうか。
私も家庭菜園のプランターの中でミニトマトを育てていますが、風で倒れ、脇芽がたくさん出るなどと苦労した私の体験を紹介します。
ミニトマト栽培支柱の必要性
ホームセンターで購入したミニトマトをプランターに移し替えたときに、苗は弱々しく不安定です。
このミニトマトを安定させるためには支柱が必要です。
大きく成長した時のことまで考えずに、苗を保護するだけなら割りばし程度で良さそうです。
20cm程度の苗が50cm程度になり、花が咲き、実がついたときの重さを考えて、風にも倒されないように、本当にしっかりとした支柱が必要になります。
ミニトマト支柱の設置時期
前述したようにミニトマトの支柱はホームセンターから苗を購入し、プランターに定植した時から必要です。
ただ本格的な支柱は風に倒されやすくなる50cm以上に成長したときに設置するのがよいでしょう。
ミニトマトの花が咲き、その一部が結実した時に支柱を設置するのが良いと私は考えています。
ミニトマトの支柱の材質と固定方法
ミニトマトの支柱はホームセンターなどにプラスチックを成形したものが5本組などで売られています。
私も多くの場合はこれを利用していました。
値段は1-2m程度のものが5本組で200円前後です。
中にはしっかりと固定できるように輪が数段ついているタイプのものもありますが、これはもう少し高い値段になっています。
私はこうした支柱もよいのですが、近所の竹林で細い竹で長さが2m程度のものを手に入れています。
そこの持ち主の多くはミニトマトなどの野菜を育てている場合が多いので、育て方などの工夫点などを尋ねるのが良いと思います。
後述する刺し芽の話はこうしたときにお聞きしました。
支柱の固定は三本の支柱を円錐形の形に添って立て、その頂点をひもで結ぶのが一般的です。
この時にミニトマトの主枝を一緒に固定しましょう。
実がついている枝もその支柱にひもで固定しましょう。
プランターの支柱立ての穴で固定するのもよいと思います。
私は竹を格子状に組み立てた支柱をプランターの後部に立てて、そこに斜めに支柱を立てかけて、固定する方法を最近始めました。
こうした固定方法を採用すると、風にも倒れにくい支柱になります。
ミニトマトもこれに固定すればどんなにたくさんの実がついても安心です。
ぜひお試しください。
ミニトマトの支柱の立て方の種類と長さ
ミニトマトの支柱の立て方は定植した時の割りばし、円錐形に立てるもの、しっかりとした支柱を一本立ちさせるものに、前述の格子状の垣根に支柱を斜めに固定するなどの方法があります。
ミニトマトを育てている場所に合わせて選びましょう。
支柱は苗を固定する割りばし程度の30cm程度のものと本格的に固定するものは1-2mの長さとなります。
しっかりとたくさんの実を収穫するために2mの支柱で3cm程度の太いものを私は選んでいます。
これを私はみなさんにもおすすめします。
ミニトマトの剪定
ミニトマトを大きく、丈夫に育てるのには、何本も出てくる脇芽を剪定する必要があります。
丈が50cm程度に伸びたら、主枝を一本にして、脇芽は取り除きます。
こうした剪定を行うことで実が大きく、たくさん収穫できます。
ただ剪定した脇芽は別のプランターで刺し芽すると、新しい苗を購入したのと同じで大変お得です。
これはぜひおすすめしたいミニトマト栽培法です。
お近くの仲間の方と種類を変えたミニトマトを購入して、おたがいの刺し芽の苗を交換すると何倍にも「ミニトマト栽培」を楽しめます。
まとめ
ミニトマトをホームセンターで苗を購入して、どのような支柱を立てるのかを中心に解説しました。
支柱を竹林からいただいて、近所の方の知恵をいただくのもよいと思います。
剪定した脇芽で刺し芽の苗を作り、仲間でおたがいの「ミニトマト」を交換すればとてもお得です。
皆さんもこうしてミニトマト栽培を楽しみましょう。